自己否定の罠からは脱出不可能
構ってもらいたい病。
その病は、自ら自分でダメダメ人間を
演じるやっかいな病気です。
「私はダメなんだー」と。
この、やっかい、というのは自分の無意識に潜んでいるので、
本当に超スーパー「やっかい」です。
まじで気づかない。
「無」意識という文字通り「無」は気づかないことを意味するから、
気づきようもないのは突然です。
意識的、表層的には、
自分がこれだけ苦労している。
自分がこれだけ犠牲になって頑張っている。
自分がこれだけ一生懸命になっている。
これは表面的には、頑張っている俺、最高だ、という認識になるが、
無意識、つまり自分の奥にある気づかない領域は、
自分はこんなに苦労している、だから
自分をみてー、自分を認めてー、と叫んでます。
なので、
自分で自分を頑張るという行為は、無意識では、認めて貰いたいという強烈な願望があり、
さらに、その背後には、私は認めてもらってないんだ。
というアイデンティティーが隠されてます。
なので、軽くまとめると・・・
・私は認められてない
↓
・だから、私は認められたい
↓
・認められるためには頑張る
ということになります。
なので、頑張って、努力して、一生懸命やれば、やるほど、
私は認められたい!という気持ちを、どんどん強化することになり、
さらに、その奥にある、私は認められてない存在なんだ!という想いも同時に、
どんどん強化されてきます。
なので、全ての存在は、自分を存在させたい、自分の存在することを認めて貰いたい!
と、叫んでいる存在なのです。
なので、一発で死にたくなるような言葉は簡単です。
「お前の存在は必要ねーよ。」
この言葉。
一発で、どストレートに存在が脅かされる強烈な言葉なので、自分を全否定されたと思いやすく、苦しく、絶望を感じてしまいます。
認めて貰いたい、愛されたい。
全ての存在は、叫んでます。
だから、認められるために、愛されるために、
全ての行動のエンジンは、そこから来ているのです。
しかし、そのエンジンでは、結局は、
自分は認められない、ダメな自分なんだ、愛されたいー、構ってもらいたいー。
と、いつまでたっても、自己否定を拭いきれません。
この因果、罠、抜けれないメビウスの輪から抜け出るには、どうすればいいんでしょうか?
その答えは、どストレートに言うと
悟ることです。
悟らなければ、自己否定から永遠に脱臭できないのです。
では、悟るためには、どうすればいいのか?
それを次回、伝えたいと思います。
それではっ、また次回。
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2016年 5月29日
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